GDP、4〜6月はプラス予測「強い内需」へ改革待ったなし
自動車の品質不正問題の影響が一服し、民間エコノミストは4〜6月期の実質国内総生産(GDP)はプラス成長に戻るとみる。消費や設備投資の回復は力強さを欠く。海外経済に不確実性が残る中、「強い内需」への構造改革は待ったなしだ。 日本経済新聞社が民間エコノミスト10人に4〜6月期の予測を聞いたところ、年率換算の成長率は平均2.9%プラスだった。全員がプラス転換を予測した。ニッセイ基礎研究所の斎藤太郎氏は…
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日本生命保険は16日、米国で生命保険事業を展開するコアブリッジ・ファイナンシャルに出資すると発表した。出資額は約38億ドル(約6000億円)。発行済み株式の20%を取得し、持ち分法適用会社とする。国内市場の先細りが避けられないなか、成長が続く米国の保険市場で事業展開を本格化する。日本生命にとって過去最大のM&A(合併・買収)となる。 コアブリッジは米保険大手アメリカン・インターナショナル…
伊藤忠商事はKDDIなどと積み荷に余裕があるトラックと送りたい荷物を組み合わせるサービスを始める。荷主がオンライン上で空いているトラックを予約できるシステムを作る。混載で積載率を高めて物流を効率化する。運転手の残業制限に伴って輸送能力が不足する「2024年問題」対策としての需要を見込む。 豊田自動織機、三井不動産、三菱地所と5社で24年度中に共同出資会社を立ち上げる方針だ。伊藤忠が50%超を出資…